wsdl2objcを使ってWebサービスクライアントを作ってみよう!
こちらでは、Windows Communication Foundation という技術を使って、Webサービスの作成を行いました。
ここでは、作成されたWebサービスを使って、Objective-Cでのクライアント作成を試みます。
1.作業概要
- ツールを使って、wsdlからObjective-Cのコードを作成。
- 生成したコードをプロジェクトへ追加。
- XCodeのビルド設定を変更。
- コードの記述。
2.wsdl2objcをダウンロード
公開されているWSDLをObjective-Cで扱うために必要なツールをMacにダウンロードする必要があります。
wsdl2objcです。こちらからダウンロードをしてください。現行では、"WSDL2ObjC-0.7-pre1.zip"が最新です。(2014-02-22)
こののアプリケーションは、「開発元が未確認のため開けません」という表示がなされ、通常では実行できません。
使い方は、"Finder"から、"ダウンロード"で"WSDL2ObjC-0.7-pre1.zip"を選び、"Control"キーををしながら、ダブルクリックだったように思います。参考にしてみてください。
3.wsdlからobjcコードを生成
wsdl2objcが立ち上がったら、
上段①のテキストボックスに、WebサービスのURLを入力してください。
"xxx.xxx.xxx.xxx"には、WebサービスをホストするサーバのIPアドレス若しくは、FQDNが入ります。
Ex:http://xxx.xxx.xxx.xxx/LalalaCafe/Service1.svc?wsdl
下段②のテキストボックスに、作成されるObjective-Cのコードファイルを保存するフォルダのパスを指定します。
Ex:/Users/xxx/Documents/Obj-C/LalalaCafe/
点滅している"Parse WSDL"ボタンを押下し、実行します。
対象のディレクトリ(/Users/xxx/Documents/Obj-C/LalalaCafe)に、Objective-Cのファイル群が生成されているでしょうか?
wsdl2objcを使ってみた...その2